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精力減退・男性原因不妊の原因
精力減退は、心理的ストレス、体の不調、精子生産に必要な栄誉素の不足、生殖器の老化などが原因でおこる。
このうち、心理的ストレスに関しては自分で解決するしかないが、適切な栄養摂取がストレスに対する抵抗力を高め、あなたの問題解決を助けてくれる可能性がある。
さまざまな体の不調も精力減退の原因であるが、健康をとりもどせば精力も自然に回復される。
たとえば糖尿病や肝臓病があると精力減退を自覚することが多い。
一方、男性原因不妊というのは、精子の数が少なかったり、運動性が悪かったり、奇形の精子が多かったり、要は授精能力のある健康な精子が少ないため妊娠できない状態である。
精子DNAのダメージ、断片化は、男性不妊の遺伝的原因です。これらは精子DNAの一本鎖または二本鎖の小さな切れ目であり、妊娠を達成するのがより困難になり、流産の割合が高くなります。
精巣領域の高温、精液感染、汚染物質への曝露など、精子の遺伝物質の断片化につながるさまざまな原因があります。
近年徐々に増加しており、本人や家族にとっては深刻な問題であるが、健康な精子を生産するために必要な栄養素の不足が原因になっていることが多い。
精力減退・男性原因不妊対策・改善法
生活上の注意
一般の健康的な食生活をベースに、精力増強に役立つ食品を意識して食べるとよい。
具体的には、カキやその他の貝類、ゴマや松の実などの種実類,豆(腎臓)やレバーなどの内臓肉、山芋などヌルヌル(ムチン質)を含む野菜、ニンニクなどである。
ただしカロリーオーバーに気をつけること、これらの増強食品にはかなりの栄養的根拠があり、たとえばカキやゴマなどは亜鉛やセレンなどの強制ミネラルを豊富に含んでいる。
補助食品
※核酸・・・・
男性の精巣は、人体で最も細胞分裂の活発な器官のひとつであり、核酸不足の影響をモロに受ける。
実際、精力減退ぎみの人に核酸を与えると60%以上の人が2週間以内に顕著な精力増強を感じる。
またデータは少ないが、男性原因不妊の人にも著効があると思われる。
核酸の種類としてはサケ白子DNAより、プロタミンを含むほうがよい。
1日にサケ白子エキスとして1000~2000mgが目安である。
※ビタミン・ミネラル・・・・
ビタミンE(ゴマなど)・B群(肉類)と亜鉛、セレン、マグネシウムが特効栄養である。
量的には、亜鉛、セレン、マグネシウムはいずれも我が国の食品衛生法の関係で充分量を配布した製品は製造できない。
次善の策としてこれらを少しでも多く含む総合ビタミン・ミネラル補助食品を使用し、不足する分を食生活で補うしかない。
※たんぱく質・アミノ酸・・・・
アミノ酸の中のアルギニンが特効栄養素である。実はサケ白子エキス(ヌクレオプロティン)には、アルギニンが大量に含まれており、これも強壮効果の一因と考えられる。
※オタネニンジン(高麗人参)、エゾウコギ、ローヤルゼリー等・・・・これらが代表的であるが、他にも“強壮効果”を売り物のひとつにする健康食品が多い。効くこともあるが栄養面でのサポートがないとそのうち効果が薄れる。