リュウマチ

<自己免疫疾患と核酸>
免疫とは、自他を区別することです。もう少し詳しくいうと、自己(正常細胞や組織など)と非自己(細菌やウイルス、ガン細胞など)を認識して、非自己を排除する役割を担っているのです。

しかし時に、自己を敵や異物などの非自己と誤って認識し、攻撃する場合があります。これが自己免疫疾患です。

たとえば慢性関節リウマチは、コラーゲンなどの結合組織を免疫細胞が攻撃して起こります。

全身性エリテマトーデスは、DNAを免疫細胞が攻撃して起こる疾患です。

免疫細胞が自己を誤って攻撃してしまう原因は、自己反応性T細胞が正常に自殺してくれないことにあるといわれています。

その時も核酸が働きます。核酸は、自己反応性T細胞をアポトーシスに導いて、免疫機能を正常に戻す働きが期待されるのです。

核酸フカヒレコラーゲンマルチビタミンミネラルNMNでサーチュイン遺伝子活性化

2022/6/4

サーチュイン遺伝子とは

サーチュイン遺伝子とは サーチュイン遺伝子(Sirtuin)とは、老化や寿命の制御に重要な役割を果たすとされる遺伝子で、「抗老化遺伝子」「長寿遺伝子」とも呼ばれている。 細菌から哺乳類まで、多くの生き物に備わっている。 サーチュインの発現量を増やすことで老化制御につながる効果を得られたとする動物実験が多数報告されており、人を対象とした臨床試験も進められている。 サーチュイン遺伝子の研究が確立されるきっかけとなったのは、2000年、米マサチューセッツ工科大学のレオナルド・ガレンテ教授と当時同ラボのポスドク( ...

見えてきた老化の正体3

2022/5/9

見えてきた老化の正体1

古来より多くの権力者が追い求めてきた「不老長寿遺」は、これまでは果たせぬ夢に過ぎなかった。 しかし、抗老化研究が急速に進み、ある程度健康を維持しながら100歳を超えることや「若返り」が現実味を帯びてきた。 最新のサイエンスで分かってきた老化の正体と制御法とは? 見た目が老けている人は体の老化も進んでいる。 「誰でも毎年1歳ずつ年をとり、加齢はさけられませんが、老化が進むスピードには個人差があります。 最新の老化研究により、その進行スピードを緩やかにして老化現象を抑えつつ年をとることが、近い将来、可能になる ...

2022/9/29

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核酸フカヒレコラーゲンマルチビタミンミネラルNMNでサーチュイン遺伝子活性化

2022/2/5

核酸が現代病を救う核酸と疾病の関係を考える【内容紹介その4】

●ガンと核酸 私たちの体は、新陳代謝を通して、日々新しい細胞と古くなった細胞入れ代わっています。膨大な数の細胞が生まれ、その数に見合った数が消えているのです。不要な細胞や異常な細胞は、アポトーシス(自殺)しているのです。 このような新陳代謝を行うことで、遺伝子が傷ついた細胞を増殖させないようにしているのです。アポトーシスは、予防の大きな力となっているわけです。しかし、たとえばガン細胞は、たい細胞の中でも、生殖細胞と似た性格をもっていて、無限に増殖する性質をもっています。ここで重要な働きをするのが核酸です。 ...

核酸フカヒレコラーゲンマルチビタミンミネラルNMNでサーチュイン遺伝子活性化

2022/2/5

身体の老化は核酸の変質から起こる【内容紹介その1-2】

現代人に足りない栄養素、核酸 ●身体を錆びさせる活性酸素の恐怖 ガン、高血圧、肥満、動脈硬化、糖尿病、アレルギー、膠原病、腎疾患など 治すことが難しい多くの現代病、その発症のきっかけは、活性酸素(フリーラジカル)によって遺伝子が傷つくこと、酸化されることです。 活性酸素は、体内に進入した細菌など病原性生物を免疫細胞が排除するときに使われるなど、私たちにとって必要な役割を果たしている一方で、過剰に発生すると、逆に自分自身の細胞や遺伝子を傷つけてしまいます。 ですから私たちの身体には、この活性酸素を消去する仕 ...

核酸とは

2021/11/7

核酸とは何か②・・・老化現象と病気の正体

生命の神秘 エイズウイルス等のごく一部のウイルスはDNAがなくRNAしか持っていないが、人の細胞はDNAとRNAの両方をもっている。 親から子、子から孫へと遺伝形質が伝わっていくのはすべてDNAに支配された出来事である。 DNAとは、生命そのものであり、生命の本質(必須)物質である。 生物の遺伝には法則性あり、遺伝子が存在することがはっきり認識されたのはメンデルによってであり(メンデルの法則)、1886年のことである。 これはミーシェルのDNAの発見と偶然にも同じ時期のことである。 遺伝子の本体である核酸 ...

DNAを攻撃するウイルス

2021/10/28

自己免疫疾患と核酸

本来、免疫とは自己(正常細胞・組織など)と非自己(細胞やウイルス、ガン細胞など)識別し、非自己を排除する役割を担っているが、時として自己を敵や異物と見誤って攻撃をする場合がある。これが自己免疫疾患である。 自己免疫疾患は自己反応T細胞が正常な細胞や組織・臓器を攻撃することで発病する。 たとえば、 DNAを攻撃するのが全身エリテマトーデス 膵臓のインスリン分泌細胞であるランゲルハンス島β細胞を攻撃するのがⅠ型糖尿病 コラーゲンなどの結合組織を攻撃するのが慢性関節リウマチ 皮膚を攻撃するのが乾癬(かんせん)で ...

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