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傷ついた遺伝子を修復する--若返るの最大の方法--4

肌の悩み

傷ついた遺伝子を修復する--若返るの最大の方法--4

傷ついた遺伝子を修復する方法遺伝子を傷つけないためにどうしたらよいのか、理解していただけただろうか。

今までかいたことを要約すると、

まず第一にDNAを傷つける活性酸素の害

(タバコ、薬物、紫外線、放射線、発がん性物質・食品。食品添加物、過激な運動、ストレス、排気ガス)を避けること、

第二に活性酸素の害を軽減する抗酸化物質(ビタミン、ミネラル、核酸、酵素など)を毎日の規則正しい食生活をベースにしながら、栄養補助食品から補強することが遺伝子を守る(KYG)ベストということになる。

この二つの方法は非常に優れており、しかもこの方法でしか私たちは遺伝子の損傷を防ぐことはできなのだが、残念ながら完璧ではない。

それだけ活性酸素の力は強いということになる。

たとえば、体温36から37度に維持するだけでも毎日1万2000個もの核酸塩基が遺伝子から脱落していく、

メモ

冷たいものを飲まない、体を冷やさないなど、冷えは万病のもと、遺伝子観点からみるとも納得

紫外線の強い浜辺で4~5時間の日光浴をするだけで細胞1個当たり約1000万個ものDNA傷がつく。

こういったDNAの損傷は活性酸素による。

そのため、毎日数十個の細胞がガン化(前ガン状態)する。

あなたも私たちもたとえまだガンと診断されていなくても前ガン状態にある。

前ガン状態からガンと診断されるまでの大きさにガンが増殖するには長い年月を要する。私たちは、現在その過程にある。

それなら人間はみんないつかはガンになってしまうのかということになる。だが実際はガンになってない人のほうが多い。

人間の体は非常によくできている。遺伝子が傷つかない仕組みを持っているだけでなく、たとえ傷ついても傷ついたその遺伝子を修復する方法も合わせ持っている。

それが、すべての人がガンにならない理由である。遺伝子の修復ができないことが原因で起きる病気(遺伝子疾患)もある。

たとえば色素性乾皮症と呼ばれているものは、日光や紫外線による皮膚が赤くただれシミ・ソバカスが集積する病気である。

傷ついた遺伝子が修復されないためなかなか治らない。そのため、若い時から皮膚ガンが運命づけられているといってもいい。

お年寄りに見られる老人斑は消えることはなく色素性乾皮症と似ているが、年を摂ってからの紫外線によるシミ・ソバカスがなかなか治らないのは、遺伝子が修復が細胞の老化にともない衰えたためである。

皮膚の場合は、遺伝子修復能力が強いか弱いかは非常に分かりやすいが、わかりにくい内臓にも修復ができない病気や修復能力の老化にともなう老人性の病気がある。

たとえば、生まれつき神経細胞に修復能力がない人は、子供の時から知能障害を持っていることが知られている。

痴呆症(ボケ)は老化にともない修復能力が衰えことがひとつの原因である。

人間、チンパンジー、ゾウ、ラット、マウスなど哺乳動物の皮膚繊維芽細胞を使った研究によると、遺伝子の修復能力と寿命は正比例している。

ちなみに、人間はチンパンジーの二倍の修復能力を持っているが、寿命も二倍である。

老化は遺伝子の損傷とその修復能力による。

老化は遺伝子の損傷とその修復能力による

最終的には損傷した遺伝子が蓄積して死ぬ。

したがって、「遺伝子の損傷を避ける能力とその修復能力が高い動物ほど寿命が長い」というのがメトヴェデフがとなえるエラー・カタストフィという老化学説である。

同じ人間同士を比較しても、年より若く見える人もいれば老けて見える人もいる。早く死ぬ人もいれば長寿の人もいる。

この学説からするなら、短命で老けている人は遺伝子の損傷を避ける能力と修復する能力が低いということになる。

では、いかにして遺伝子を修復すればいいのか。

結論を先に述べると「DNAとRNAをたくさん含む核酸食を毎日食べなさい」ということになる。

以上の議論でDNAにのみ注目してきたが、DNAの情報を読み取ってたんぱく質を合成するRNAも、DNAと同じ仕組みの中で理解されるわけで、DNAだけではなくRNAも多く含む食品を食べる必要がある。

人間は20歳を過ぎると肝機能が衰え、肝臓でのアミノ酸を原料とする核酸のデノボ合成力が衰える。

その結果、体内では慢性的にDNAとRNAの不足状態が生じることはすでに何度も述べてきたことである。

核酸食が注目されてきたきっかけのひとつに「輪液(核酸を含まない)だけで生きている人は次第に免疫力がダウンするが、輪液に核酸成分を入れてやるとダウンしない」との研究がある。

核酸食を食べずに肝臓での核酸合成だけに頼るのは無理があるのだ。

若い人はガン細胞の増殖が激しいが、お年寄りのガンは増殖が遅い。このことは、年を取るとデノボ合成力が衰えている。

慢性的核酸欠乏状態にあるお年寄りに遺伝子の損傷がおきたらどうなるのであろうか。

本来、私たちの体は、細胞分裂や遺伝子を修復するために、その材料になる予備の核酸成分(ヌクレオチド、ヌクレオシド)を一定量蓄えている。

老化した細胞は修復能力が弱く、しかも慢性的核酸欠乏で予備の核酸成分が少ない。老化、病気が促進される結果になる。

それを避けるには、高核酸食で体の中の予備の核酸成分を増やしておくしかない。予備の核酸成分を増やすことは細胞の老化をも遅くする。

新陳代謝が活発になり細胞内のDNAやRNAの損傷が少ない。細胞がみずみずしければDNAの修復能力も衰えない。

高核酸食は予備の核酸成分を増やすだけでなく、細胞を若返らせ修復能力も活発にするのだ。

抗酸化物質である酵素(SODなど)、ビタミン、ミネラル、核酸などの栄養補助食品で遺伝子の損傷を防ぎ、それでも損傷が防ぎ切れなかったなら核酸食で損傷した遺伝子の代わりに使う。これが、若々しく、健康で長生きする秘訣である。

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老いなき世界の著者 1

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