肝機能腎機能

肝機能改善---核酸効果

肝機能低下原因:肝疾患と肥満及び糖尿病を結びつけるDNA変異

肝疾患患者の代謝とインスリン感受性に影響を与える肝細胞のDNA変異が初めて確認されました。

これらの変異は、肥満、2型糖尿病、慢性的なアルコール摂取に関連する肝疾患に特有のものです。

暴飲暴食、栄養バランスの崩れ、慢性的なアルコール摂取が肝臓にとって最大の敵

最新の研究により、ウェルカムサンガーインスティテュート、Cancer Research UKケンブリッジインスティテュート、Cancer Grand Challenges Mutographsチーム、および共同研究者によるこの研究は、肝疾患を持つ人々で変異している5つの遺伝子を特定し、非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)および慢性的なアルコール摂取に見られる脂肪代謝障害。

アルコールやカロリーの消費量が多い場合、インスリンは肝臓細胞に信号を送り、大量の脂肪を吸収、処理、保存します。これが長期間続くと、この過剰な脂肪を蓄える負担が細胞に損傷を与え、炎症、慢性肝疾患、そして最終的には肝臓の瘢痕化(肝硬変)を引き起こします。

肝臓は人間にとっての大化学工場である。食品中の栄養成分を原料に、生物の本質的物質である核酸とタンパク質の合成を一日として休むことなく行なっている。

製品を作る時に必要な原料がすべて整っていないと、当然ながら工場は直ちにストップせざるを得ない。

動物実験の場合でも、食物中にある種の成分(栄養素)を欠けると肝臓組織にひどい懐死でき、重症の肝機能障害を引き起こすことが知られている。

好き嫌いなく何でも食べること肝臓に優しい食生活である。肝臓では細胞の死滅や再生が激しく行なわれているので、核酸とタンパク質を合成するための素材を大量に必要としている。

タンパク質補充の素材として、人間が自分で作ることができない必須アミノ酸の補給は大事であるが、肝機能が衰えている時は、通常は生合成されるアミノ酸の補給も必要になる。

核酸の補給も肝機能が衰えてデノボ合成ができにくい時はもちろんこと、健康な時にも肝臓の負担を軽くするために大量に行なう必要がある。

核酸とタンパク質の生合成を行なうためには、以上の原料のほかにビタミン、ミネラルなどの栄養のバランスも重要になってくる。

シュバルッ博士らは、自己消化させたビール酵母を水に溶ける部分と水に溶けない部分とに分け、四塩化炭素で肝炎を起こしたラットに」投与したところ水に溶けない成分に肝障害を阻止する効果があることを発見した。

水溶性のほうにはアミノ酸やビタミンなどの低分子が、水にとけないほうには高分子の核酸や多糖、タンパク質が含まれている。

博士らは、不溶性成分の中の何が肝機能の改善に効果があったのかについては明らかにしていないが、その後で触れるように、それは核酸RNAの効果と考えられる

東北大学山形博士らの研究でも、ビール酵母で肝硬変を治したとの報告がある。

養殖魚に特に多い肝臓障害は脂肪肝であるが、人間の肝臓疾患の中でもこの病気が多い。

養殖魚の場合は、抗生物質やサルファ剤等の薬物の副作用や脂肪(「いわし」生餌)の過剰、ストレスがその主な原因であるが、人間の場合はこれら薬物副作用や栄養過剰の他にアルコール中毒や栄養不足が原因になって脂肪肝を引き起こすことが知られている。

脂肪肝は脂肪が肝臓の細胞に過剰に蓄積されることを意味するが、これが悪化すると肝硬変に移行するので注意しなければならない。

脂肪肝の原因として栄養不足を上げたことを不思議に思うかもしれない。

栄養不良でどうして脂肪が増えるのかと?それはたんぱく質の不足で肝脂肪の蓄積を阻害するコリン、メチオニン(アミノ酸の一種)レシチンなどが不足するためであり、タンパク質をきちんと摂っていれば問題はないわけである。

こういったことに関係して、元大阪大学学長の山村博士等による面白い研究がる。

ヌクレオチド(NS)やビール酵母を与えると肝臓の脂肪は減少するが、アミノ酸の一種であるグルタミン酸(調味料に使われている)やアスパラギン酸(人工甘味料に使われている)だけを与えると肝臓の脂肪が増えるとのことである。

低分子核酸NSが肝臓に良いことは理屈のうえでも理解しやすいことだが、その一成分であるチミン(T)だけを与えるとチミジン・ブロックといった障害を起こす。

核酸にしろ、タンパク質にしても生体で重要な役割を果たす高分子の素材(アミノ酸や核酸A、T、G、Ⅽ、U)をバランス悪く摂取すると生体に悪影響を及ぼすことは以上から明らかである。

食べ物の好き嫌い、化学調味料等の食品添加物の摂り過ぎ、各種インスタント食品の摂りすぎが健康に害を与える。

ある特定のアミノ酸やNS、NT(ヌクレオチド)の摂取が健康に害を与える理由は、正常なタンパク質や核酸ではなく異常タンパク質や核酸が肝臓で合成される危険があるからであり、また過剰の特定成分が利用されずに代謝され悪さをするからである。

肝硬変はこういった栄養の偏りだけでなく感染症、過度のアルコール摂取、薬物などその原因はいくつもあり、肝ガンへと移行する恐れのある病気である。

暴飲暴食を避け、栄養のバランスをはかり、核酸摂取に心がけるといった日常の食生活コントロールが肝臓を長持ちさせる秘訣である。

肝機能の改善---核酸効果

肝機能の改善に核酸成分が効果があることをはっきりと証明した例として。

高知医大の小越博士の研究がある。ガラクサミン投与で肝炎を引き起こしたラット(血漿中のGPT=103、GOT=299)に生体重一キログラム当たり

800ミリグラムの核酸成分を与えたところGPT、GOT値は著しく減少した(血漿中GPT=17、GOT=114)。与えたNT、NSはRNA成分として三、DNA成分として一の割合である。この理由は、ラットの肝臓のRNAと

DNAの比が三対一のためとしている。核酸素材としてのNT、NSがバランスよく配合されている。鮭白子エキス、ビール酵母エキス中の高分子核酸はNT、NSに消化されて肝臓能の改善につながることは容易に推察される。

長生きの秘訣は、まず肝臓を強くすること、核酸食はその理にかなった食品である。

生活上の注意としては、過労、飲酒、喫煙、ストレスをさけることが何よりも大切。

軽度の肝炎、脂肪肝の場合は、適度な運動も大切である。

肝炎が活動期の方、HBe抗原陽性の方は医師の指示を厳守してほしい。

食生活の注意では、適正カロリー、タンパク質、ビタミン、ミネラル、核酸、高食物繊維、高度不飽和脂肪酸(魚油、植物油に多い)が特に大切である。

飽和脂肪酸(動物油に多い)を少なくするため、タンパク質は主として植物性のもの、魚介類、卵を中心に摂ってほしい。

以下、必要とする栄養素を項目別に紹介しょう。

※核酸-----肝機能改善サプリ

1日当たり、鮭白子エキスとして1000mgから3000mg、酵母エキスを300mgから900mg。核酸は肝臓の再生に寄与すると同時にインターフェロン―γの分泌を促進するためウイルス性肝炎にも効果的である。

※たんぱく質-----肝機能改善サプリ

健康人の1日のタンパク質必要量は、体重1kg当たり1グラム。肝炎が活動期の人は、体重1,5キログラム以上、できれば2グラム。体重50kgで75~100kgである。

※ビタミン・ミネラル-----肝機能改善サプリ

保健量(病気を予防するために必要な量、栄養所有量ではない)の上限を目安にしてください。

※食物繊維。オリゴ糖・乳酸菌-----肝機能改善サプリ

肝炎では肝臓の解毒機能が衰えるために有害な窒素代謝物(アンモニアなど)が増え、体に大きな負担となる。

また、食物繊維・オリゴ糖、乳酸菌・核酸の摂取は、悪玉腸内細菌が原因で有害窒素代謝物が減り、肝臓の負担を軽減する。

※大豆レシチン-----肝機能改善サプリ

肝炎から肝硬変への移行を予防し、すでに肝硬変が進行している場合も回復に役立ちます。

1日あたり15~30gの粉末あるいは顆粒の大豆レシチンの摂取をおすすめしたい。

素人判断は厳禁!必ず医師のアドバイス

すでに病気になってしまった人は、先の述べたように核酸を含むすべての必要な栄養素を“保険量”の上限レベルでまんべんなく摂取し。

場合によっては特定の栄養素をさらに増量すると、速やかな健康回復に大変役立つ。

また病気とはいえないまでもさまざまな症状で悩んでいる場合にも、ほぼ同様のことがいえる。

そこで病気や症状別に、参考となる最小限の情報を以上ににまとめた。ただし注意していただきたいのは、素人判断で自分の病気を診察して

医者に行かずにこれらを実行したり、医者からもらった薬を勝手にやめたり減らさないことである。できれば担当医の承諾を得たうえで実行するのが理想的であり、それが無理でも明らかに健康を損なっている状況の時は必ず医師の診断を受け、あわせてこれらを実行していただきたい。

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老いなき世界の著者 1

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