臨床ガン・潜在ガンに対しての核酸効果

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臨床ガン・潜在ガンに対しての核酸効果

平成8年患者調査(厚生省)によると、生活習慣病(成人病)が前回調査(6年)に比べて大幅に増えている。三大死因だけを見ても、ガンは136万3000人(前回比45万5000人増)心臓病は203万9000人(前回比43万3000人増)脳血管疾患は172万9000人(前回比31万1000人増)である。

昭和56年、脳血管疾患を抜いて死因1位となったガンの死亡率は毎年増加し続け、近年、国民の2人にひとりがガンで死ぬとまで言われている。

目次

ガンの恐ろしさは、自覚症状がなかなか出てこないこと

ガンはもちろんのこと、生活習慣病は遺伝子の損傷が原因で発病する。

例えば、生活酸素、ウイルス、たばこ、紫外線などがガン遺伝子を傷つけるとガンになる。

正常細胞の中にあるガン遺伝子が傷ついてガンになるのである。ガンが恐ろしいのは、遺伝子が傷ついても自覚症状が出ないことである。

そのため、早期発見、早期治療がどうしても遅れる。

病院で早期発見と言っているのは、実はガンが肉眼で見える大きさ(およそ1グラム、直径1センチ)になってからのことである。

ガン細胞の数にしておよそ10億個である。ガン細胞が生まれてから10億個になるまで、2~7年もかかるので、本当の意味での早期発見ではない。

この間、自覚症状なしにガン細胞が増殖し続けているのである。

みなさんは病気と健康の間に明確な違いがあると思っていませんか?例えば、風邪を引いて熱が出る。これは自覚症状が出るため病気と健康の境が明確である。

しかし、風邪のような病気のほうがまれで、病気と健康の境がはっきりしない病気のほうが多い。健康だと思っている体の中で知らない間に病気が進行する。それが、ガンなどの生活習慣病である。

36~37度の体温を維持するだけでも、呼吸で取り入れた酸素の約2%が活性酸素に変わるため、遺伝子が傷つきガン化する。それを、誰も避けることはできない。

ガン細胞を自殺(アポトーシス)させる核酸

すこしおどかし過ぎたかもしれない。しかし、細胞のガン化を避けられないとしても、ガン化した細胞を殺すことはできる。

メスと薬によってではなく、自然治癒力によって。

この能力に関係する新しい発見が1997年、アメリカの、ハーバード大学医学部から発表された。

核酸成分のAMP(アデニル酸)がガン抑制遺伝子(P-53)が活性化してガン細胞を自殺させるというのである。

アポトーシスと呼ばれるこの細胞の自殺の仕組みは、医学界で最も注目されている生理現象のひとつである。

もっとも、ハーバード大学の研究は中絶した赤ちゃんの小腸上皮細胞(正常細胞)を使った研究である。

小腸は代謝の活発は細胞で、3日に一回のサイクルで新しい細胞に生まれ変わる。その際、1日当たり30gの古い細胞が大便中に排泄される。

垢(皮膚の死んだ細胞)がはがれ落ちるのと同じ現象である。

新陳代謝とは、古い細胞が死に、新しい細胞が生まれる生理現象だが、細胞新生に核酸が、自殺に核酸成分のAMP(アデニル酸)が関与しているとのことである。

核酸の4つの成分(ヌクレオチド)総動員で新陳代謝が行なわれている。

栄養学的には、ヌクレオチド・バランスの良い、白子、酵母を食べると良いことになる。

しかも、核酸成分のAMPによる古い細胞の自殺は、P-53ガン抑制遺伝子を活性化するためと考えられるから、ガン化した細胞の自殺にもつながる。

ガン細胞を殺す核酸の免疫賦活力

核酸は、ガン細胞を他殺する点でも注目されている。

ガン細胞を殺す細胞にNK(ナチュラル・キラー)細胞という大型リンパ球に似た細胞がある。

この細胞は、ガン、ウイルス感染、リウマチに必須の細胞である。

赤ちゃんや高齢者の免疫力が弱いのはNK細胞活性が極端に低いからである。

核酸はこのNK細胞を活性化させガン細胞を殺す。

核酸はIL(インターロイキン)2と呼ばれる物質の産生も促進する。

この物質(インターロイキン2)は、

  1. ガン細胞を破壊するキラーT細胞にガン細胞への攻撃を指令する
  2. NK細胞の活性化も行なう。

インタ-ロイキン2の役割

核酸は、二つの仕組みでガン化した細胞を殺すということである。

核酸でガンが改善した

神奈川県、Aさん(47歳)急性肝炎で入院している時に、核酸(サケ白子エキス1000mg、酵母エキス300mg)を摂った。

退院の時、医師から子宮ガン一歩手前と宣告され、核酸摂取を3倍に増やしたとのことである。

3ヶ月後子宮ガン検診を受けた結果、ガンは縮小し肝炎もすっかり良くなったという。

東京都、Bさん(42歳)は、乳ガンで入院して抗ガン剤投与を受けた。その結果、貧血、しびれ、脱毛、白血球や好中球の減少(免疫力のダウン)がひどく治療は無菌室で行なわざるを得なかった。友人の紹介で核酸(サケ白子エキス3000mg、酵母エキス900mgを摂ったのはそんな時である。

しびれ、倦怠感も改善したとのことである。

われわれの知り合いに九州大学医学部の先生がいる。父親が肺ガン、母親がリウマチのため核酸を摂ったところ肺ガンが消え、リウマチが改善したことに驚き、今では核酸の研究をわれわれと一緒に行なうまでになっている。

核酸の必要量

核酸の必要量、特にガンの改善に関しては個人差がある。ガンの大きさ、免疫力、食生活に大きな違いがあるからである。

医師が発見できる大きさ(直径1センチ以上を「臨床ガン」発見できない大きさのガンを「潜在ガン」と言う。

  • それほど大きくなっていない「潜在ガン」は、自然治癒力が最も効果を発揮するガンである。鮭白子エキス1000mg、酵母エキス300mg以上を摂るようにしてほしい。
  • 「臨床ガン」は進行の程度による。鮭白子エキスを4000mg、酵母エキスを1200mg以上を摂るようにしたいものである。

ガン細胞の数が多いと増殖のスピードが速いため核酸の摂取量を増やす必要がある。

  • 核酸は薬ではない。あくまでもあなたの自然治癒力を高める栄養因子である。
  • 「医食同源」というようにそれが基本だが、ガンの増殖スピードが自然治癒力を上回れば、残念ながら結果が出ないで終わる。
  • 自覚症状のない「潜在ガン」の時ほど自然治癒力は効果的であり、ぜひ、毎日核酸を摂ってあなたの「潜在ガン」を抹殺してほしい。

アポトーシス

アポトーシス(細胞死)という言葉を、もうすこしくわしく紹介しよう。

まず、なぜアポトーシスがそんなに注目されているのだろうか。

それは、人間が健康に長生きするための秘密がアポトーシスにあることがわかってきたからです。

  • 「病気は活性酸素による遺伝子の損傷が最大」
  • 「ガン遺伝子が傷つけばガンになる」
  • 「活性酸素を抑える抗酸化栄養素(ビタミンA、Ⅽ、E、セレン、亜鉛、銅、鉄、マンガン、マグネシウム、核酸等のSOD様食品)を摂れば健康に長生きできる」といったことはすでにお話しした。

しかし、残念ながらそれだけでは完璧ではない。

SOD様食品に解毒されなかった一部の活性酸素がどうしても遺伝子を傷つけてしまうからだ。

その時、人間はどうするか。傷ついた遺伝子を持つ細胞を自殺させてしまうのである。

ガン遺伝子が傷ついて細胞がガン化したらその細胞を自殺させ正常に戻す。

この仕組みのことをアポトーシス(細胞死)という。

アポトーシス(細胞死が健康と長寿の秘訣である。そのため、アポトーシス誘導物質(アポトーシスを引き起こす物質)を探索する企業がたくさん出てきた。しかし、アポトーシス誘導物質は実は身近なところにあった。

みなさんが良くご存じの「核酸」がアポトーシスを誘導する。これは前述のハーバード大学医学部の報告で明らかにされた。

核酸、正確には、核酸の構成成分であるAMPというヌクレオチドがアポトーシスに関係する。

この論文は多くの専門家に衝撃を与えた。何せ毎日食する核酸成分がアポトーシスを誘導し健康を保証するというのだから。

しかし、考えてみればそれほど奇異なことはない。

人間の細胞は体温を36~37度に維持するだけでも、10や20個の細胞はガン化する。

グアムやサイパンで4時間も直射日光を浴びると1000万個以上の皮膚細胞の遺伝子が傷つき、シミ、シワ、皮膚ガンの原因になる。

こういった遺伝子損傷から身を守るためにアポトーシスの仕組みがあるのだが、アポトーシス誘導物質が身近なところにあるのは当然である。

人間の細胞は一部の細胞(脳、心臓、卵巣)を除いて新陳代謝をしている。

新陳代謝とは、未分化の細胞(組織としての機能を持っていない細胞)が分化(皮膚や腸管の絨毛等)、増殖し、自殺で死んでいくことを意味している。

例えば小腸は、表面に絨毛と呼ばれるヒダ(分化細胞)があるが、これは未分化の小腸の基部の細胞が分化、増殖して成長し、次いで押し出されるようにして表面の細胞が自殺して排泄される。この周期は2~3日である。一日、コップ三分の一もの細胞が自殺している。

皮膚も同じである。一日当たり約18億個の細胞が自殺している。これが垢。皮膚の細胞はおよそ500億個だから、28日くらいですべての古い細胞が垢となって捨てられ、新しい皮膚が再生されている。

「最近垢が少なくなった、体が清潔になったのかな」と喜んではいられない。垢が少なくなることは、新陳代謝が衰えたことを意味している。

新陳代謝の衰えとは細胞の増殖能力、自殺能力が衰え、老化や病気が促進する道へ入ったわけである。

警戒が必要である。

ところで、核酸がアポトーシス(細胞自殺)を誘導するのは当然だといったが、その理由は、細胞の分化、増殖に核酸が大きく関与していることはすでに周知のことであり、もし細胞周期の最後の段階のアポトーシスも核酸が関与しているとするなら、1個の細胞の正死から、母親の体内に1個の受精卵が生まれ、4兆の細胞を持った赤ちゃんとして生まれ、60兆個の細胞を持った大人になり、やがて死んでいくといった個体の生死まですべて核酸(遺伝子DNA)の仕組みで説明することができる。

ハーバード大学医学部の研究は人間の赤ちゃんの小腸での研究である。小腸の上皮細胞を取ってAMP(ヌクレオチド)を作用させると、何も作用させないコントロールに比べ、12時間後の自殺指数が3倍にもなっていることがわかる。

結論的に言えば、核酸(DNA)成分のヌクレオチドには、AMP、TMP、GMP、CMPの四つがあるが、TMP、GMP、CMP、AMPの四つが細胞の分化、増殖を促進し、AMPが細胞のアポトーシス(細胞死)を誘導する。

核酸全体として細胞の新陳代謝を促進することが明らかになったわけである。

みなさんが毎日摂っている鮭白子核酸(DNA)、酵母核酸(RNA)は四つのヌクレオチドがバランス良く含まれており、細胞の新陳代謝、老化の遅延、病気の予防に最適の栄養素ということができる。

ところで、以上の実験は新陳代謝の活発な赤ちゃんの正常細胞を使っての実験である。

当然ガン細胞に関してはどうなのかとの疑問を持つと思う。これに関してもハーバード大学の研究は面白い結論を引き出している。

AMPによる細胞の自殺は、P-53抑制遺伝子経路によるというのである。

このP-53抑制遺伝子とは、細胞がガン化した時働いて細胞を自殺させる遺伝子として有名である。

ガン細胞も、正常細胞の自殺もAMPが作用する時には同じ遺伝子が働いて起こることが示されたわけである。

しかし、食事性核酸は正常細胞の栄養にはなるが、ガン細胞の栄養にはなりにくいとの性質(兵糧攻め)にする。

すなわち、核酸食は正常細胞に対しては新陳代謝を活発にし、ガン細胞に対しては一方的に死に追いやるとの結論に達した。

抗ガン剤と一緒に核酸を使うとガン細胞が死ぬが、正常細胞の抗がん剤による副作用は小さくなる。

(核酸は正当細胞の栄養になるがガン細胞の栄養にはならない)との研究もアメリカで盛んに行われている。これらは、核酸によるP-53ガン抑制遺伝子の活性化とガン細胞の兵糧攻めによるものと思われる。

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老いなき世界の著者 1

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