記憶力低下認知症

認知症とアルツハイマー病による記憶喪失と脳の老化

記憶力・認知症

記憶力の低下・ボケ(痴呆症)に対する核酸の効果

目次

記憶力の低下・ボケ(痴呆症)原因

健康な人でも加齢とともに記憶力が徐々に衰えて物忘れをすることがある。

その主原因は老化による脳細胞の減少や脳血流の減少で、もし老人性貧血であったり栄養欠陥があるとこれらは加速される。

一方、痴呆症というのは病気であり、脳血管痴呆症とアルツハイマー病に大別される。

なお他の神経疾患や精神病、アルコールを含む薬物中毒などでも痴呆に似た病状が出ることがあるが、ここでは取り上げない。

普通の物忘れとボケによる物忘れは違うので、もしボケによるものと思われたら、専門医の診断を受けるべきである。

記憶力の低下を防ぐ生活上の注意

人との触れ合いを含め積極的な姿勢で生きること、頭脳を使い続けること、生涯適度な運動を続けること、過剰なストレスを避けること。

記憶量の低下を防ぐ食生活の注意

普通の健康的な食生活が基本になる。しかし高齢者は、エネルギーの必要量こそ若いときに比べて減るが、ビタミン・ミネラルなどの必要量はむしろ増えている。

にもかかわらず食事量は若い時に比べて減少するから、ビタミン・ミネラルの必要量を食事から満たすのはかなり難しい。

タンパク質に関しても、食事の内容によってはかなり不足していることが多い。小麦胚芽(はいが)、レバー、ゴマ、小魚、卵、緑黄色野菜をできる限り食生活の取り入れるとよい、それが難しければ補助食品の使用をおすすめする。

記憶量の低下を防ぐ、高める食べ物やサプリ

①記憶力の増強および普通の物忘れの改善

※核酸・・・・

ビール酵母エキスRNAとして一日300~600mgくらい摂るとよい。

子どもの学習能力向上のためには、その半量でもよい。

なお中高年の人は、全身的な老化防止と健康増進のために、サケ白子エキスを600~1200mg併用するとより効果的である。

※ビタミン・ミネラル・・・・

ビタミンⅭ、E、β―カロチン、B2、セレンなどの抗酸化栄養素は、上限を目安に摂ることが望ましい。E、Ⅽは上限値のさらに倍でもよい。

※レスチン・・・・

レスチンに含まれるコリンという栄養素が、脳の機能維持に大変役立つ。粉末か顆粒の大豆レスチンで1日5~15gを目安にする。

※DHA・EPA・α―リノレン酸・・・・

いずれの(オメガ)-3系の脂肪酸で、脳の機能維持に役立つ可能性が近年指摘されている。

α―リノレン酸を摂っていればDHAやEPAは体内で作れるが、代謝が衰えている人は最初からDHAの状態で摂ることが望ましい。

DHAの純量で、1日300mg~600mgを目安とする。

※イチョウ葉エキス・・・・

フラボノイドを含む、脳血流の増加に効果がある。

メーカによってエキスの純度や配合量が異なるので、目安量は購入先でたずねるとよい。

②痴呆症の診断を受けた人

※核酸・・・・

ビール酵母エキスRNAとして1日900~1800mgを、1日三回~4回に分けて摂るとよい。

サケ白子エキスを1000~2000mg併用する。必ず次のビタミン・ミネラルを併用すること。

※ビタミン・ミネラル・・・・

保険量摂取の上限を目安に摂取する。ビタミンE、Ⅽはその倍量が望ましい。

※レスチン・・・・

粉末か顆粒状の大豆レスチンを1日15~30g摂取する。

※DHA・・・・

DHAの純量で1日300~600mg摂るとよい。

※イチョウ葉エキス・・・・

各製品の1日目安量の倍量を摂取するとよい。

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