貧血

貧血対策

貧血

貧血・血球減少症及び対策---核酸の効果

目次

貧血の原因

血の量が、その人の適正量よりも少ない状態が貧血である。

anemia

特に赤血球の量的・質的低下が貧血と呼ぶことが多い。鉄不足により赤血球中の血色素(ヘモグロビン)が減ったり赤血球数そのものが減る。“鉄欠乏性貧血”が一般的である。

しかし、鉄以外の栄養素が不足しても赤血球は正常に作れなくなるので、貧血は複合的な栄養欠陥病であると考えるほうがよい。

また、赤血球を作り出しているのは骨髄だが、何らかの原因でその働きが衰えると、“骨髄機能低下性貧血”になる。老人性貧血はその代表的な例である。

なお、血液を失うと当然貧血になる。貧血ぎみの人を調べると、本人の自覚していない出血(子宮疾患、大腸ポリープ等からの出血)は原因だったという例は少なくない。

白血球減少症、血小板減少症の原因

放射線、薬剤、毒物などによる骨髄機能の低下によることが大部分である。

上記の原因が見当たらない場合には、栄養欠陥が関係していることが多い。

また例は少ないが、脾臓などで血球が過剰に破壊されてしまうとこの病気になる。

赤血球生産に必要な栄養素

たんぱく質と鉄が最も重要であるが、これらの摂取が充分であってもビタミンB6、パントテン酸、マグネシウム、銅などが欠乏していると赤血球の生産は減少し、“鉄欠乏性貧血“と診断されることが多い。

またビタミンB群(B1、B2、ナイヤシン、パントテン酸)が欠乏すると、胃酸の分泌が悪くなるので食物中の鉄の消化吸収率は低下し、貧血の原因となる。

またビタミンB2や葉酸が欠乏すると、それぞれ特異な貧血症になる。

なお体内の核酸不足が進行すると、他のすべての栄養素が充分でも貧血になる。

赤血球の破壊を防ぐ栄養素

健康な人の赤血球は約120日の寿命がある。しかし激しいスポーツや大気汚染、その他の原因によって体内の活性酸素が増加すると、赤血球は酸化によって壊れやすくなるため、再生産が追いつかなくなって貧血になることがある。

これを防ぐには、抗酸化栄養素を摂ることが大切で、特にビタミンEが有効である。

貧血の栄養対策

食生活プラス補助食品で、すべての栄養素を保険量摂取すれば、ほとんどの貧血病は極めて速やかに回復する。

特に骨髄機能低下性貧血の場合は、核酸を摂ると劇的に改善されることが多い。

※たんぱく質・・・・

体重1kgあたり1,2gの完全たんぱく質を摂る。食事から充分量が摂取できなければ、粉末状のプロティンなどで補う。

※ビタミン・ミネラル・・・・

保険量摂取の範囲内で、自分の栄養欠陥の度合いに応じて適宣増減する。鉄だけの摂取で改善される貧血もあるが、総合的にビタミン・ミネラルを摂ったほうがずっと早く確実に改善できる。

※核酸・・・・

サケ白子エキスとして、1日500~2000mgを目安に摂取する。

白血球減少症、血小板減少症の栄養対策

ポイント

ガンの化学療法や放射線療法の副作用として現れることが多いが、原因不明な場合もある。どんな場合でも次の栄養摂取は試す価値がある。

※核酸・・・・サケ白子エキスとして1日200~3000mg

※ビタミン・ミネラル・・・・保険量摂取の上限を目安に、1日量を3,4回に分けて摂る。

※たんぱく質・・・・”上記の貧血対策と同様。

素人判断は厳禁!必ず医師のアドバイス

すでに病気になってしまった人は、先の述べたように核酸を含むすべての必要な栄養素を“保険量”の上限レベルでまんべんなく摂取し。

場合によっては特定の栄養素をさらに増量すると、速やかな健康回復に大変役立つ。

また病気とはいえないまでもさまざまな症状で悩んでいる場合にも、ほぼ同様のことがいえる。

そこで病気や症状別に、参考となる最小限の情報を以上ににまとめた。ただし注意していただきたいのは、素人判断で自分の病気を診察して医者に行かずにこれらを実行したり、医者からもらった薬を勝手にやめたり減らさないことである。

できれば担当医の承諾を得たうえで実行するのが理想的であり、それが無理でも明らかに健康を損なっている状況の時は必ず医師の診断を受け、あわせてこれらを実行していただきたい。

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