核酸はボケにも効くのか?
いわゆるボケ(痴呆症)は、その原因によりー
原因別
①脳梗塞や脳出血発作の後遺症によるもの
②老化による脳細胞の減少や脳血流の低下によるもの
③アルツハイマー病によるもの
三つに分類される。しかし、別の見方をすればボケ症状の原因を、
(ア)さまざまな原因による脳細胞の機能低下
(イ)脳細胞数の減少
の二つに大別することもでき、ボケに対する核酸の効果を考える場合はこのほうがわかりやすい。
なぜなら脳の神経細胞は皮膚や肝臓の細胞と違い、いったんでき上がってしまうと細胞分裂しない。つまり何らかの原因で脳細胞が死んでしまうと、その細胞は二度と再生されないのである。
しかし機能低下のほうは、場合によって回復することがありうるし、前項でのべたようにRNAやビタミンCなどの摂取によって実際かなり回復する例が多い。
そこで標題の件であるが、核酸に限らず何をもっていても死んでしまった脳細胞わ再生させることはできないから、ある程度以上に進行して痴呆症を完治させることは、原理的に不可能である。
しかし脳細胞そのもの再生は不可能でも、全体としての脳の機能は、生き残っている細胞の働きを回復されることによってある程度回復できる。
というのも、脳の機能(特に記憶のメカニズム)は本の中に文字が並んでいるようなものではなく、ホログラフに近いからである。
ホログラフ写真は、原版の一部が失われても多少薄れるだけで全体が再生される。それと同様に脳における記憶は、脳細胞の一部が失われても、多少薄れるだけで全体が保存されているのである。
もちろんこれも程度問題で、脳細胞の減少が進むにつれて記憶の鮮明さは低下してゆき、ついには完全にボケてしまう。
核酸に話をもどすと、各種の痴呆症に対してRNA核酸を与えた研究がいくつかあり、いずれもよい結果が出ている。かなり進行した痴呆症のお年寄りにRNA(ビール酵母エキスRNA)を与えたところ、3ヶ月くらいから回復した例もある。
おかけで家族からは大いに感謝された。それ以外に”進行が止まった“制度の例は数多くあり、試す価値は十分にある。(楽天のレビューなどにもかいてあります)