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遺伝子を傷つけない方法こそ、若返るの最大の方法--2

目次

遺伝子を傷つけない方法②--酸素毒を解毒するビタミン・ミネラル

生体内で酸素毒から私たちを守っている物質に、酵素以外にどんなものがあるか。

現在まで知られているものを列挙すると、ビタミンE、ビタミンⅭ、グルタチオン、ビタミンA(α―カロチン、β―カロチン)ビタミンB1、B2、B6、葉酸、尿酸、核酸およびその分解成分、すでに述べた亜鉛、銅、マンガン、セレニウム、鉄などのミネラルがある。

これらの抗酸化物資がどのようにして私たちを守っているか、そのいくつかを選んで紹介しょう。

ビタミンE・・

ビタミンEは脂溶性(油に溶け、水に溶けない)のため、生体膜中に局在し、生体膜中の活性酸素の消去のために働いている。

Eは、生体内でビタミンⅭに比べその量が圧倒的に少ないので、還元剤(抗酸化剤)として働いて自らが酸化された後、Ⅽやグルタチオンとの間で電子のやり取り(酸化還元反応)を行って元のEに戻り、ほとんど消費さることなく効率的に抗酸化剤として働く。

また、Eは解毒酵素がない一重項酸素の強力な消去剤として知られている。

血中E濃度が高い哺乳類ほど長寿であることが知られているが、それはEは抗酸化剤として酸素毒から守っていることによる。

ビタミンⅭ・・

水溶性であるⅭは細胞質の部分で働いていると考えられており、活性酸素を消去する。

しかしⅭは実験条件によって抗酸化剤として働いたり、酸化促進剤として働いたりすることが知られている。

そのため、Ⅽの効果働きに対する学者の見解は正反対の場合もある。

ⅭはEと違って生体内に大量に存在し、絶えず分解代謝されており、すでに17種の代謝物が知られている。

グルタチオン・・

メモ

グルタチオンとは、グルタミン酸、システイン、グリシンという3つのアミノ酸が連なったペプチド(化合物)です。 古くから医薬品として認められており、食品では、豚レバー、牡蠣、アボガド、トマト、小麦粉、お米等に、広く存在しています。 また、酵母の発酵物からも得られます。

グルタチオンの役割は数多く知られている。抗酸化剤としての働きだけ見ても、生体内で生成する過酸化脂質の還元をおこなっている。

また、外からはいってきた毒物を解毒する機能も合わせ持っている。

β―カロチン・・

β―カロチンの研究は数多く行われている。強い抗酸化力を持ち、しかも必要な時、必要な量がビタミンAに変わるといった機能を持ち、Aの直接投与による過剰症の心配がないため、栄養補助食品としての人気も高い、解毒酵素がない一重項酵素の消去作用があり、しかもビタミンEに比べて100倍もの活性があるためEよりも効果的といわれている。

β―カロチンはニンジンの色素、リコピンはトマトの色素、ゼアキサンチンはトウモロコシの色素であるが、これらは緑黄色野菜に多く含まれる赤色系の色素であるカロチノイドの一種であるが、これらはすべに抗酸化作用があると発表した。

ビタミンB2・・

ビタミンB2の欠乏のよって臓器中の過酸化脂質が増えることが知られている。

B2が欠乏すると解毒酵素グルタチオンペルオキシダーゼの活性が低下することから、臓器中の過酸化脂質の増加はB2の欠乏が一因だと考えられている。

ビタミンB2は、魚介類、肉類、藻類、豆類、乳類、卵類、野菜類、種実類などに多く含まれています。 ビタミンB2は熱には強いのですが、光によって分解しやすい性質があります。

セレニウム・・

必須栄養素であるセレニウムは食べ物から摂ることができる。

海産物 · 乳肉類、家禽類、卵、乳製品 · パン、シリアル、その他の穀物製品が多くに含まれている。

セレニウムの少ない飼育を与えたラットは、体内のセレニウム含有が減少すると、セレニウム含有抗酸化酵素であるグルタチオンペルオキシダーゼの活性も低下すること、それにともない過酸化脂質の量が増加することが知られている。

亜鉛・・

亜鉛はSDOと一緒になって働く酸素毒の解毒剤であるが、最近環境庁国立環境研究所と共立薬科大学小林助教授らは、亜鉛はたんぱく質の一種であるメタロチオネィンを体内で作り、これが活性酸素を取り除くことをマウスと人間の培養細胞を使って確認した。

亜鉛の抗酸化機構が二通りあることが初めて明らかにされたわけだ。

葉酸・・

肝臓におけるアミノ酸を原料とした核酸DNAの合成におけて葉酸が重要な役割を果たしていることが知られている。

無脳症などの先天性の病気は葉酸の欠乏症と考えられている。

こういった先天性の欠損を防ぐには、脳は妊娠6週目までに作られるので、その間1日400から800マイクログラムの葉酸を食べる必要がる。

葉酸はガンの抑制に役立つことも知られている。

ヘビースモーカーでも1日1000マイクログラム(1mg)の葉酸とビタミンB2とを一緒に取ると肺ガンにかかる確率が減るとのアラパマ大学の報告がある。

ハーバード大学医学部が2万6000人の男女を対象に行なった研究によれば、葉酸の高濃度投与は結腸ガンの予防に有効だという。

新抗酸化物質・・

①最近、微生物放線菌を作り出す代謝物質からフェナゾビリディンと呼ばれる新抗酸化物質が発見された。その抗酸化作用はビタミンEの5~10倍の強いうえ、動物実験で脳の酸素の状態を改善する作用が確認されており、今後の研究が期待される。

②東京大学応用微生物研究所の瀬戸教授は、脳卒中の後遺症の改善に有効な新抗酸化物質を発見した。これは微生物放線菌の代謝物質でカルキノスタチンA(カルバゾール骨格)と呼ばれる。

神経細胞の懐死を防ぐ効果があり、ビタミンEの10倍以上の効果がることがインビトロ(試験管内)試験で明らかにされている。

③北里大学医学部助教授、名古屋大学の並木名誉教授は共同で、葉緑素から容易に得られる鉄―ポリフィリンの錯体の一種を発見した。

これは、SODと同程度の抗酸化作用があり、ガンや急性腎不全のラットに有効であることがわかった。

こういった研究から、今後、老化、ガン、成人病、糖尿病、ボケなどを防ぐすぐれた物質が発見されることが期待される。

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老いなき世界の著者 1

「失礼ですがお歳は?」若い人は素直に答えて、35歳を過ぎた女性のほとんどが自分の歳を閉口しているか、いつも7歳か八歳くらいはサバを読んで答えてはいるが・・・ では、若く見られるにはどうしたらいいのか。 ...

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