Lifespan-DNA

老化は複雑なプロセスであり、ストレス後に恒常性を回復する能力が失われ、DNA損傷を含む高分子損傷の時間依存的な蓄積など、多くの要因が老化と病気に寄与します。DNA損傷は常に脅威です。これに対抗するために、すべての生物はDNA損傷を検出して修復するための高度に保存されたメカニズムを持っています。 持続的なDNA損傷は、細胞をアポトーシスまたは老化に追いやるシグナル伝達カスケードを引き起こし、損傷したゲノムの複製を回避します。 本ブログ、DNA損傷が老化の原因となる役割を果たしているという証拠を確認し、また、遺伝子毒性ストレスが、ミトコンドリアおよび代謝機能障害、タンパク質恒常性の変化、炎症など、老化現象に関係している他の細胞プロセスに関連しているという証拠も提供します。遺伝暗号への損傷と他の老化の柱との間のこれらの関連性は、DNA損傷が老化の根源である可能性があるという考えを支持しています。 本ブログはDNAの損傷と不足の最大の対策は核酸(DNA&RNA)に関する老化対策の様々の情報を伝えて、皆様に素晴らしい人生を過ごすためにお役立て、幸いです。 

若返る因子

2021/10/21

ポリアミン----若返りの秘薬

鮭白子に含まれるポリアミンの効果 ポリアミンは鮭白子核酸食品に含まれる大切な栄養因子である。 ポリアミンとは、「プトレッシン」「スペルミジン」「スペルミン」などの総称で、全生物種の細胞に含まれており、細胞の成長や増殖をはじめ、細胞の生命活動に関与している物質です。 すなわち、ポリアミンは細胞の状態を正常に保ち、生命活動を維持するのに欠くことのできない重要な存在です。 しかし、ポリアミンをつくる能力および、臓器・組織中の濃度は、生体の成長後は加齢とともに低下していきます。 「ヒトの場合、ポリアミン生合成や生 ...

北海道白鮭白子DNA核酸 DNA核酸質問

2021/10/18

魚を食べてはなぜ魚にならないか

核酸の酵素による分解 核酸が遺伝子の本体であることはすでに説明した。すべての生物は細胞の集合体であり、細胞には遺伝子DNAとRNAがたくさんある。 特に遺伝子そのものである魚の白子(精巣)は当然のことながらすべての食品の中でもっともDNAが多い。 そんな遺伝子本体を食べて「なぜ人間は魚にならないのだろうか?」とか「人間の遺伝子になんの影響も与えないのであるうか?」といった疑問を持つ人が少なくないだろう。 答えは、そんな心配は全くないということだが、その理由について考えてみよう。 食品中の核酸はDNA、RN ...

2021/10/18

核酸と痛風の関係

核酸と痛風の関係 尿酸のでき方・・・・ 「痛風」という名前から、何か尿に含まれ酸性の物質で尿を飲む健康法と何か関係があるのではないか・・・と疑われた読者もいるかもしれない。 しかし、そうではない。核酸DNAとRNA成分のうちプリン塩基をもつアデノシンやグアノシンなどが分解されてできるのが尿酸である。 遺伝報を担うDNAはそれほど分解されるわけではない。しかし、RNAは分解されやすい。 赤血球の寿命は120日しかないことはすでに述べた。 赤血球の120分の1が毎日失われ、その減った分が毎日骨髄で合成されてい ...

精力 体力

2021/10/18

精力の衰え、体力の衰えと核酸効果

これは森重医師の患者の話であるが、老人性貧血で入院していたある60代のお年寄りに鮭白子エキスを投与してきたところ、どうも外泊したがる傾向にある。 そこで「どうしてそんなに外泊したいのかね」と先生が聞くと、「ここのところ、どうも性欲が旺盛で、久しぶりにばあさんと楽しんできた」と言う。 鮭白子エキスの成分が睾丸のほうにも移行して精子を作り性欲を増す傾向があることはすでに知っていたので、「鮭白子エキスには精力剤的な副作用があって困る。 今、その作用を抑える研究をしているところですよ」と冗談半分にいったところ、「 ...

細胞増殖

2021/10/28

増殖細胞系(貧血、低タンパク質血漿、赤血球・白血球・血小板減少)と核酸

貧血・・・・核酸効果 古いデータで申し訳ないが、厚生省が1967年に東京で行った調査結果によると、献血不合格者が40,3%もいたとのことである。 特に、若い女性に多かったとのことで、理由は低タンパク血漿である。 血液中のタンパク質のうち、最も減少しやすいのがアルブミンであるが、栄養不足、特に核酸とタンパク質の不足により、血液中のタンパク質の合成が十分に行われなくなったのがその原因である。 アルブミンとは アルブミン (Albumin)は一群のタンパク質に名づけられた総称で、卵白(albumen)を語源とし ...

細胞増殖

2022/7/14

肌増殖細胞系と核酸--核酸の効果

あなたの体の中で核酸や低分子ヌクレオチド(NT)の消耗が活発に行われている。 その補給のためには、それに見合った量の核酸合成を盛んにしてやる必要がある。 肝臓だけでのデノボ合成ではとても必要とする核酸をまかなえたものではない。   特に、20歳を過ぎて肝機能が衰え、デノボ合成力が衰え始まると、核酸の産生はサルベージ合成(核酸食)に頼る以外に方法がなくなってくる。 核酸食の絶対的不足の中で、20歳を過ぎて一番初めに現れる外見的変化は肌の老化である。 肌の老化と核酸 肌の老化とは・・・・「肌の老化」 ...

2021/10/18

核酸食が認知症・ボケに効果がある理由

ひとつの例として老人性痴呆(ボケ)を取り上げてみよう。 脳は非常に脂質に富んでおり、そのため活性酸素によってダメージを受けやすい。 活性酸素によって脳神経がダメージを受けると神経細胞は減少し、それにともないリポフィスチンやメラニンの蓄積がおこる。 リポフスチンとは、細胞質内の不飽和脂肪酸の過酸化によりリソソーム内に形成される不溶性色素。リソソームによって細胞内消化された異物の残余物質であり、加齢性色素あるいは消耗性色素とも呼ばれる。ヘモジデリンと異なり鉄を含まない。重度の栄養不良あるいは老齢個体の肝細胞、 ...

若々しい肌を手に入れる

2021/10/12

傷ついた遺伝子を修復する--若返るの最大の方法--4

傷ついた遺伝子を修復する方法遺伝子を傷つけないためにどうしたらよいのか、理解していただけただろうか。 今までかいたことを要約すると、 まず第一にDNAを傷つける活性酸素の害 (タバコ、薬物、紫外線、放射線、発がん性物質・食品。食品添加物、過激な運動、ストレス、排気ガス)を避けること、 第二に活性酸素の害を軽減する抗酸化物質(ビタミン、ミネラル、核酸、酵素など)を毎日の規則正しい食生活をベースにしながら、栄養補助食品から補強することが遺伝子を守る(KYG)ベストということになる。 この二つの方法は非常に優れ ...

若々しい肌を手に入れる

2021/10/12

遺伝子を傷つけない方法こそ、若返るの最大の方法--3

遺伝子を傷つけない方法③―酸素毒を解毒する核酸成分と尿酸 遺伝子を傷つけない方法①②紹介したさまざまな抗酸化物質以上に最近注目され始めているのは、核酸と尿酸などの核酸代謝物である。 尿酸は生体内抗酸化物質のなかでも特に強力である。 尿酸は痛風の原因になるとのことで、従来悪者扱いしかされてこなかったわけだが、実は人間が他の哺乳動物に比べ長寿であり、しかもガンが少ないのは尿酸のおかげなのだ。 一般に、哺乳動物の血液中の尿酸濃度は0,5mg/ml以下しかない。血液の中に約0,5溶けていることになる。 一方、成人 ...

若々しい肌を手に入れる

2021/10/12

遺伝子を傷つけない方法こそ、若返るの最大の方法--2

遺伝子を傷つけない方法②--酸素毒を解毒するビタミン・ミネラル 生体内で酸素毒から私たちを守っている物質に、酵素以外にどんなものがあるか。 現在まで知られているものを列挙すると、ビタミンE、ビタミンⅭ、グルタチオン、ビタミンA(α―カロチン、β―カロチン)ビタミンB1、B2、B6、葉酸、尿酸、核酸およびその分解成分、すでに述べた亜鉛、銅、マンガン、セレニウム、鉄などのミネラルがある。 これらの抗酸化物資がどのようにして私たちを守っているか、そのいくつかを選んで紹介しょう。 ビタミンE・・ ビタミンEは脂溶 ...

若々しい肌を手に入れる

2021/10/12

遺伝子を傷つけない方法こそ、若返るの最大の方法--1

成人病やガン、そして老化までもが遺伝子の損傷や脂質の過酸化によっておこることがわかった。 そして、活性酸素がその犯人であることも特定できた。 では、 「どうしたら病気を治すことができるのだろうか・・・・」 「健康に美しく長生きするためにはどういった方法があるのだろうか・・・・」 「犯人がわかったのだから何か方法があるのでは・・・・」 おそらくそういった疑問があなたの頭にうずまいているに違いない。 どこまであなたを満足させ得るかわからないが、あなたの不安を解消する健康法を伝授することにしよう。 方法としては ...

糖尿病と遺伝子の損傷

2021/10/10

糖尿病・アトピーも、遺伝子原因病だ

ガンとともに、増えている病気に糖尿病がある。 患者数は百数十万人、潜在患者は500万とも600万ともいわれる。国民病である。 糖尿病は成人病の源といいわれるようにいろいろな合併症をおこしやすく、失明や腎不全等の大きな原因でもある。 糖尿病といえば血糖値を下げるホルモンであるインシュリンと深い関係がある。 もしこのインシュリンが分泌されなくなればこれは大変なことである。血糖値は上がったまま下がらない、一生インシュリンの投与を受けなければならなくなる。 インシュリンは、すい臓のランゲルハンス島という組織のβ細 ...

若返る方法遺伝子修復

2021/10/10

若返るの最大の方法---核酸食

「人類最後の栄養素か!」と期待される核酸。 「核酸は肝臓で作られるから食べる必要がない」とか「核酸プリン塩基は痛風の原因」といった古い栄養学による「しいたげられた期間」が長かったせいか、一気にその栄養学的価値が見直された、 核酸主なの効果 新陳代謝が活発な造血臓器・皮膚・腸粘膜の保護と改善、 免疫能力の改善、記憶力の改善とボケの防止、 便秘の改善、肝機能の改善、痩身、精力増強など多彩な作用が報告されてきている。 しかし、最近はガンとの関係で盛んに研究が行われるようになってきた。 理由は、新陳代謝を活発にす ...

b型肝炎 C型肝炎

2021/10/7

ウイルス性肝炎(B型肝炎・Ⅽ型肝炎)に対して核酸の効果

ウイルス性肝炎(B型肝炎・Ⅽ型肝炎)とは B型肝炎は、HBV(B型肝炎ウイルス)によって引き起こされる肝臓感染症です。 HBVは、このウイルスに感染した個人の精液、血液、その他の体液などの体液が、感染していない人の体内に侵入したときに感染します。 生涯にわたる感染のリスクは、病気の年齢に関連しています。成人の2〜6%と比較して、感染した乳児の約90%が慢性的に感染します。 慢性B型肝炎は、肝硬変や肝臓がんなどの深刻な健康問題を引き起こす可能性があります。 ワクチン接種はB型肝炎を予防するための最良の方法で ...

エラスチン

2022/1/8

お肌のハリや弾力を支える--エラスチン

エラスチンとは   エラスチンとは、皮膚や血管などの弾性に富む組織に多く含まれるタンパク質の一種。コラーゲンと共に組織を形成しし、柔軟性をもたせる働きを担っています。   コラーゲンと「同じくらい」大事な成分 お肌のコンディションを整える成分といえば、多くの人は、はじめに「コラーゲン」を頭に思い浮かべることでしょう。 コラーゲンは、肌や軟骨などをつくる繊維状のタンパク質としてよく知られている成分です。 コラーゲンのプルプルした弾力性が、お肌にハリをもたらします。 ところがその弾力性は、 ...

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